遺品整理で遺品を高く買い取ってもらうには?遺品整理業者と買取専門店との違いについても解説

遺品の中には、買い取りで値段がつくものが含まれているケースが多いです。価値のあるものを買い取りに出さずに処分すると、お金を損するだけでなく、相続人同士でのトラブルに繋がる可能性もあるでしょう。

遺品の買い取りには、遺品整理と合わせて遺品整理業者に買い取ってもらう方法と、買取専門店で買い取ってもらう方法の2つがあります。

この記事では、高く買い取ってもらえる遺品を紹介したうえで、遺品整理業者と買取専門店との違いや遺品を高額で買い取ってもらうコツなどを解説します。価値のある遺品の扱いにお困りの方はぜひ参考にしてみてください。

目次

遺品整理で高く買い取ってもらえる遺品

遺品整理で買い取りを利用するには、高く買い取ってもらえる遺品にはどのようなものがあるかを知る必要があります。

ここでは、高く売れる遺品を紹介したうえで、意外と高く売れる遺品についても解説します。後者については、価値に気付かずに処分してしまう可能性もあるので、特に注意が必要です。

時計・骨董品・貴金属など

遺品整理で高額買い取りされる代表的なものは、次のとおりです。

  • ブランド時計
  • 貴金属
  • 骨董品・美術品

ブランド時計や指輪、ネックレスなどの貴金属は、古くても価値が下がりにくい商品です。特に、ロレックスの一部の製品は、価値が下がるどころか高騰を続けています。

骨董品や美術品は目利きの難しい商品のため、高額買取をしてもらうには、複数の業者に査定してもらう、専門家に鑑定してもらうなどの工夫が必要です。

アンティーク家具や、新型の家電なども状態によっては高価で買い取ってもらえます。

意外と高く売れる遺品

意外と高く売れる可能性がある遺品としては、次のようなものが挙げられます。

  • 切手・古銭
  • お酒
  • 古書
  • 着物

切手や古銭などのコレクター品は、専門店で高く買い取ってもらえる可能性があります。使用済みでも価値のつく切手もあるので、故人が大切にしていた切手コレクションがある場合には、専門店で査定してもらうのが良いでしょう。

未開封のお酒も意外な高値で取り引きされています。ヴィンテージワインはもちろんのこと、日本のウィスキーや年代物の日本酒なども高額買取されるものが多いです。

古書や着物も自分では価値を見分けるのが難しいでしょう。意外と高値がつくものもあるため、価値のわからないものも、処分する遺品とは分けておいて査定してもらうべきです。

遺品整理業者と買取専門店との違い

遺品の買い取りをしてもらうには、遺品整理業者や買取専門店のいずれかを選択することになります。それぞれに特徴がありますので、両者の違いを理解したうえで、自分に合った方を選んでください。

遺品整理業者の特徴

遺品整理業者では、全ての遺品を一括で買い取ってもらえます。遺品の価値を判断できる遺品整理士が在籍している業者や、買取店と提携している業者を選ぶと、買取価格も専門店との差が生まれにくいです。

買取金額は処分費用から差し引いてもらえるため、精算も簡単にできます。

手間をかけずに遺品を買い取ってもらいたい場合には、遺品整理業者を利用するのが便利です。

ただし、骨董品や美術品、コレクター品など専門知識がなければ査定が難しい遺品については、正確な価値で買い取ってもらえない可能性もあります。専門性の高い遺品は、専門店でも査定してもらうのが良いでしょう。

買取専門店の特徴

買取専門店では、専門分野の遺品について高額買取をしてもらえる可能性が高いです。遺品の中に骨董品や美術品など専門家でなければ目利きの難しいものが含まれている場合には、利用をおすすめします。

ただし、買取専門店では、遺品の種類によって取り扱いがないものもあり、大量の遺品を処分するのには向いていません。そのため、遺品を買い取ってもらうために複数の専門店を利用しなければならないケースもあります。

遺品整理で処分品と買取品を仕分けるコツ

遺品の買い取りをしてもらう場合は、遺品の仕分けだけでも自分で行うべきです。

業者に依頼する前に、処分するもの、残しておくもの、買い取りに出すものを仕分けしておけば、スムーズに処分・買い取りの作業を進められます。

買い取りに出すものを仕分ける際には、価値がつくか不明なものも一緒に仕分けしておきましょう。価値がわからないからと言って、処分するものに仕分けしてはいけません。

遺品を高額で買い取ってもらうコツ

遺品を少しでも高く買い取ってもらうには、次の3つのコツを意識すると良いでしょう。

  • 遺品はきれいな状態で売る
  • 遺品整理業者と買取専門店を使い分ける
  • 相見積りを取る

どれも時間や手間のかかる方法ですが、時間をかけてでも遺品を高く売りたい方は参考にしてみてください。

①遺品はきれいな状態で売る

買い取りに出す遺品は、汚れを取ってきれいな状態にしておきましょう。

遺品を処分する場合、遺品の状態は気にしない方がほとんどです。遺品を買い取りに出すのであれば、処分する遺品とは区別して、きれいな状態にしておくことをおすすめします。

箱や説明書などの付属品がある遺品については、付属品もきれいな状態で査定に出すと高額買取をしてもらえる可能性が高くなります。

②遺品整理業者と買取専門店を使い分ける

大量の遺品を処分する場合は、基本的には遺品整理業者を利用して、専門性の高い遺品だけ買取専門店を利用する方法もおすすめです。

骨董品やコレクター品など専門性の高い遺品は、専門店でなければ価値を判断できない可能性があります。少し面倒でも、専門性の高い遺品だけを仕分けしておくのが高額買い取りをしてもらうためのポイントです。

③相見積りを取る

遺品の査定については、業者によって金額に差が出ることも少なくありません。できる限り高額で買い取ってもらうには、複数の業者で相見積りを取るのが確実です。特に、目利きが必要な遺品については、複数の業者で査定してもらうべきです。

相見積りを取ることは、業者にも伝えておくと良いでしょう。他の業者を意識して安い金額を提示されることもなくなりますし、通常の価格よりも高額の提示をしてもらえる可能性もあります。

遺品を買い取りに出すときの注意点

ここでは、遺品を買い取りに出すときの注意点を2つ解説します。注意しなければ、損をしたり、相続トラブルになったりする可能性もあるので、しっかりと確認してください。

①価値が不明なものは勝手に処分しない

自分で価値を判断できないものは勝手に処分せず、家族に相談するか、複数の業者で相見積りを取ったうえで処分してください。

この記事でも紹介しましたが、意外と高値で取り引きされる遺品は少なくありません。勝手な判断で行動すると損をすることもあるので、価値が不明なものは処分せず、他の遺産から取り分けて保管するようにしましょう。

②相続トラブルにならないよう注意する

遺品を処分する方法やタイミングによっては相続トラブルに発展する可能性があります。

相続人間での遺産分割協議が成立するまでの間は、遺品は相続人の共有財産です。高価な遺品を安値で処分したり、捨てたりすると、遺産の価値を侵害したとして損害賠償を請求される危険もあります。

遺産分割協議の前に遺品を買い取りに出す場合は、相続人間の了解を得て、買い取りの明細はしっかり保管しておくようにしてください。

まとめ

遺品整理は心の整理も含めて負担のかかる作業ですが、何もかも処分すれば良いというものではありません。価値のあるものを買い取りに出すのも、遺品整理の大切な作業の1つです。

遺品整理業者と買取専門店の違いについては本文中で解説しましたが、大量の遺品を処分する遺品整理では、基本的に遺品整理業者の利用をおすすめします。遺品整理業者を利用すれば、処分と買取を一括で手間なく済ませられます。

MIND株式会社は武蔵村山市にあり、多摩地域を中心とする対応エリアの遺品整理業者です。遺品の買い取りにも対応しておりますので、買い取りを含む遺品整理のご要望は、MIND株式会社までお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

mindのアバター mind 代表取締役

遺品整理、特殊清掃の際には、ご遺族・ご親族さまの立場に立ち、心に寄り添い、残された品々を丁寧に適切に扱うことを信条としています。

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