長く中古品を海外へ輸出をする仕事に携わっていました。
日本の道具は海外のツールより優れていることが多く、大工道具はe-bayでも人気のアイテムとなっています。
衣服などはアジアで人気があります。
その輸出品の中に衣類や職人の道具などに遺品が含まれていることを知りました。
それが遺品整理との最初の出会いでした。
ある時、故人のお宅にお邪魔して、残された遺品を引き取ることになりました。
その時、悲しみの最中にお部屋を返却する作業をしなければならない。
ご遺族のお気持ちに接し、私で何かお役に立てるならばと思い、引き取り以外のこともお手伝いするように成りました。
ある女性からの遺品整理のご依頼が強く印象に残っています。
母親の親友の女性が亡くなり、部屋の片づけから遺品整理をしてほしいとのご依頼でした。
親友の方は身寄りがなく、この女性の母親もすでにお亡くなりになっていて、私が彼女の生活をみとってあげたいということでした。
私は、このお気持ちに心を打たれ、これを仕事にしようと決心しました。
それから、自分にできることを広げていき、様々なことに対応できるようになりました。
嬉しいことにご利用いただきましたお客さまがリピーターになってくださったり、ご紹介を頂くことが多くなり、こんな私が人様のお役に立てているのかなと実感できるように成ってきました。
自分としてはまだまだだと思いますが、さまざま悩みを相談できる人に成りたいと日々努力をしています。