遺品整理でよくあるトラブル10選!未然に防いでトラブルを回避しよう

遺品整理で起こるトラブルは様々ですが、遺族間のコミュニケーションや適切な業者選びが重要です。

事前に情報を共有し、業者との契約内容を確認することで、トラブルを回避できるでしょう。また、遺品整理業者と遺族との協力体制を築くことが、円滑な遺品整理につながります。

この記事では、遺品整理でよくあるトラブルを「業者編」と「遺族編」の2つに分けてご紹介します。よくあるトラブルを知っておくことで、未然に防いでトラブルを回避しましょう。

目次

遺品整理でよくあるトラブル【業者編】

遺品整理を業者に依頼した際によくあるトラブルは、以下の7つです。

  • 不当な高額請求
  • 作業後に追加の費用請求
  • 業者による遺品の不法投棄
  • 高額なキャンセル料の請求
  • 見積もりで依頼をしなかったら費用を請求
  • 遺品整理業者による遺品の盗難
  • 急いで業者に依頼し失敗

不当な高額請求

遺品整理業者が不当な高額請求を行いトラブルになるケースが少なくありません。業者が作業内容や料金設定を明確に説明せず、後から高額な請求をされると、消費者としてはどうしようもありません。

これを避ける方法としては、事前に見積もりを複数の業者から取り、料金や作業内容を比較することが重要です。また、契約書に料金や作業範囲を明確に記載してもらい、両者で確認することでトラブルを回避しましょう。

作業後に追加の費用請求

作業後に追加の費用を請求されるトラブルもあります。これは、業者が見積もり時に想定していなかった作業が発生し追加費用が発生する場合と、最初から業者が追加請求を目論んでいるケースの2つのパターンがあります。

回避方法は、契約時に追加料金は基本的には発生しないように、明文化することです。また、追加作業が発生した場合は、速やかに連絡を受けられるようにしておくことが大切です。

業者による遺品の不法投棄

まれに業者が遺品を不法投棄することがあります。これは、処分費用を節約するために、遺品を適切な方法で処分しない業者が存在することが原因です。紛れもない犯罪行為ですが、いまだにこのような業者もいるのが事実です。

回避方法は、業者が適切な処分方法を用いているかどうかをホームページや見積もり時にしっかりと確認し、証明書や処分場の名前を聞くことです。また、信頼性が高い業者を選ぶことも重要です。

高額なキャンセル料の請求

業者が高額なキャンセル料を請求するトラブルがあります。これは、契約後にキャンセルする際、違約金が高額に設定されている場合です。

回避方法は、契約前にキャンセル料に関する記載を確認し、適切な金額であるかを見極めましょう。また、キャンセル料が高額であれば、その他にも違うトラブルが起きる可能性もあるため、他の業者を検討しましょう。

見積もりで依頼をしなかったら費用を請求

無料見積をうたいながら、「自社に依頼をした場合は見積もりが無料」などの理由をつけて、費用を請求する業者がいます。

回避方法は、契約前に見積もり料金に関する確認を行い、明確な説明を求めることです。また、複数の業者から見積もりを取り、比較検討して信頼できる業者を選ぶことが重要です。

遺品整理業者による遺品の盗難

業者による遺品の盗難が発生することがあります。これは、業者が遺品の価値を認識し、横領するケースです。

これは、遺品の価値が分かるものは事前に整理し、保管しておくことで回避ができます。また、信頼性が高い業者を選ぶことで、リスクを減らすことができます。また、遺品整理の作業に立ち会うことも重要です。

急いで業者に依頼し失敗

遺品を大切に扱わない、家に傷をつけるなどのトラブルが起こることがあります。これは、急いで業者を選び、対応が不十分な業者に依頼してしまったことが原因であることが多いです。

回避方法は、事前に複数の業者から見積もりや対応を比較し、適切な業者を選ぶことです。また、遺品整理の進め方や注意事項を事前に相談し、確認しておくことが大切です。

遺品整理でよくあるトラブル【遺族編】

遺品整理を進めるうえで、遺族間でよく起きるトラブルは、以下の3つです。

  • 作業中に知らない財産が見つかる
  • 作業中に遺言書が見つかる
  • 勝手な遺品の処分

作業中に知らない財産が見つかる

遺産相続の対象となる財産が作業中に見つかることがあります。もちろん、税金もかかります。回避するには、遺品整理前に遺族間で財産に関する情報を共有し、把握しておきましょう。また、専門家に相談し、遺産相続に関する手続きを適切に行ってください。

作業中に遺言書が見つかる

遺品整理の最中に、遺言書が見つかるケースが稀にあります。それにより、進んでいた財産分与や遺品整理が白紙に戻ってしまうこともあります。

遺品整理を行う際は、まず遺言書が存在しないかどうかを確認し、遺族間で情報を共有しておきましょう。また、遺言書が見つかった場合は、速やかに遺言執行者や専門家に相談し、適切な手続きを行うことが重要です。

勝手な遺品の処分

遺族間で意見が分かれることから、勝手に遺品を処分するトラブルが発生することがあります。これは、遺品の価値や感情的な価値に対する認識が違うことが原因です。

遺品整理前に遺族間で話し合いを行い、処分する遺品や方法について合意を得ることでこれは回避できます。また、遺品整理業者にも、遺族の意向を伝えておくことが大切です。

遺品整理のトラブルを避けるためにはどうする?

では、これらの遺品整理でよくあるトラブルを知ったうえで、トラブルを避けるためにはどうすればいいのか、5つのポイントをご紹介します。

見積もりは複数業者に相見積もりを依頼する

遺品整理のトラブルを避けるためには、まず複数の業者に相見積もりを依頼しましょう。これにより、適正な価格やサービス内容を比較検討することができ、不当な請求や追加費用のリスクを回避できます。また、業者同士の競争が働くことで、より良いサービスが提供される可能性も高まります。

見積もりを依頼する時点で口コミをチェックする

遺品整理業者を選ぶ際には、見積もりを依頼する前に口コミをチェックしましょう。これにより、見積もりだけで費用を請求されるような悪質な業者を避けることができます。インターネット上の評判や友人・知人からの紹介を参考にすることで、信頼できる業者を見つけることができます。

追加費用が発生しないかを見積もりで確認する

見積もり時に追加費用が発生しないか確認しましょう。心配であれば、スマホなどで見積もり時の音声を録音しておくと、作業後に追加請求されたときの証拠になります。これにより、後からトラブルに巻き込まれるリスクを軽減できます。

遺品整理当日の作業に立ち会う

遺品整理の作業当日に立ち会い、業者の作業を確認しましょう。これにより、遺品の取り扱いや処分方法が適切であるかを確認でき、盗難なども防ぐことができます。また、遺族の意向を直接伝えることで、遺品整理の進行がスムーズに行われるでしょう。

総合的に信頼できる業者に依頼する

もっとも大切なのは、やはり信頼できる業者に依頼することです。口コミや相見積もりを参考に、適正価格で質の高いサービスを提供する業者を選びましょう。また、業者が適切な資格や経験を持っているかどうかを確認することも重要です。これにより、遺品整理の作業が適切に行われ、遺族が納得できる結果が得られるでしょう。

まとめ

遺品整理のトラブルを回避するためには、複数の業者に相見積もりを依頼し、適切な業者を選ぶことが大切です。また、見積もり時に口コミをチェックし、追加費用が発生しないか確認することで、後からのトラブルを避けることができます。遺品整理当日の立ち会いや、総合的に信頼できる業者に依頼することも重要です。適切な業者選びと遺族とのコミュニケーションにより、円滑な遺品整理を進めることができます。

遺品整理を依頼する信頼できる業者をお探しの方は、ぜひ当社までお声がけください。明瞭なお見積りと、ご遺族に寄り添う遺品整理で、皆様にご満足いただける遺品整理サービスを提供いたします。

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この記事を書いた人

mindのアバター mind 代表取締役

遺品整理、特殊清掃の際には、ご遺族・ご親族さまの立場に立ち、心に寄り添い、残された品々を丁寧に適切に扱うことを信条としています。

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